Vol.2

クレヨンハウス『広場』

オーガニック食材を取り入れた自然食レストラン。隣にはマーケット『野菜市場』も。
東京都港区北青山3-8-15
Tel.03-3406-6409
11〜22時(L.O.) 年中無休

 
土のパワーを蓄えたオーガニック野菜で冬ならではのお弁当づくりを!
収穫が少ないと思われがちな冬にも、この季節ならではのおいしい旬の野菜がいっぱい。
今回も自然食レストラン「広場」のシェフ・渡辺ゆきこさんに、オーガニック野菜をふんだんに使った、身体にやさしいお弁当レシピを教えていただきました。

地上ですくすく育った夏野菜とは逆に、土の中でゆっくりと育った冬の野菜は栄養価抜群。大根やほうれん草も、今では年中販売されていますが、寒くなると自分の身を守ろうと糖度を上げるため、じつは今の季節の方がもっともおいしいのです。
主菜の「大根と地鶏のうま煮」は、「今、いちばん甘くておいしい大根を、健康な地鶏でさっぱりと仕上げました」とシェフの渡辺ゆきこさん。根野菜は実が固いので、調理法は「煮る」が中心となります。みりんのほのかな甘みが体にやさしく浸透して、食欲もがぜんアップ。
さらに忙しい朝にぴったりな「玄米とサツマイモの混ぜご飯」は、シンプルな調理法なのに、素材の旨味が活きて、見た目も味も本格的。
土のパワーをたっぷり含んだ冬のオーガニック野菜で、寒さに負けない体づくりをしましょう。
 
「玄米とサツマイモの混ぜご飯」 ◎材料(2人分)
●玄米2膳分
●サツマイモ1/2本 
●調味料/塩、しょうゆ 各適量

◎作り方
(1)サツマイモは小さく切って蒸す。
(2) 炊きあがった玄米に(1)を混ぜて、しょうゆ、塩で味付けをする。
(3) 最後に白ごまをふる。
サツマイモは蒸し上がりに塩をふっておくと、風味がアップします。
  「レンコンのきんぴら」
◎材料(2人分)
●レンコン300g
●タカノツメ適量
●黒ごま適量
●調味料/みりん、しょうゆ、ごま油、菜種油 各適量

◎作り方
(1)レンコンを薄くスライスして、タカノツメと一緒に菜種油をひいたフライパンで炒める。
(2)レンコンがしんなりして十分に火が通ったら、みりん、しょうゆで味をつける。
(3)仕上げに香りづけで少量のゴマ油を加え、最後に黒ごまを適量ふる。
   
  「ほうれん草の白和え」
◎材料(2人分)
●ほうれん草1/2束
●木綿豆腐1丁 
●長ひじき5g
●練り白ごま適量 すり白ごま適量
●調味料/薄口しょうゆ、塩、煮切りみりん 各適量量

◎作り方
(1)ほうれん草は下ゆでして、長ひじきは水に戻して、いずれも適当な大きさに切る。
(2)水切りした木綿豆腐をよくつぶす。
(3)練り白ごま、すり白ごまと調味料を混ぜ合わせ、水気をよく切った(1)と(2)を混ぜ合わせる。
(4)味付けが薄く感じる場合は、塩で味を調える。
※お弁当に詰める際にサニーレタスを敷くと、水気を吸収してほかのおかずの味を損ないません。
   
  「大根と地鶏のうま煮」
◎材料(2人分)
●鶏もも肉100g
●大根1/2本
●にんじん1/3本
●たまねぎ1/4個
●青ねぎ適量
●だし汁(昆布、かつお節)適量
●片栗粉 適量 
●調味料/塩、こしょう、しょうゆ、みりん 各適量

◎作り方
(1)鶏もも肉はひと口大に切り、軽く塩、こしょうをふる。
(2)大根とにんじんは適当な大きさに切り、下ゆでしておく。
(3)(1)をフライパンで炒め、スライスしたたまねぎを加え、表面に火が通るまで炒める。
(4)(3)を鍋に移して、(2)を加えて、ひたひたになるぐらいまでだし汁を入れる。
(5)みりん、しょうゆで味付けをして、鶏肉に火が通るまで煮る。
(6)出来上がり直前に水溶き片栗粉を加え、とろみをつける。最後に刻んだ青ねぎをふる。
片栗粉でとろみをつけることで、煮汁がよくからみ、時間が経ってもおいしく味わえます。

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ITOCHU Urban Community co.,ltd.