第5回 涼を演出するインテリア、
      観葉BONSAIを気軽に楽しむ

ひらのまなぶ

グリーンやフラワーによる商業施設・インテリアショップの空間ディスプレイをはじめ、自ら経営するショップでは観葉植物の販売やメンテナンスなども幅広く手掛ける。
Shop:ブルー・プランツ
渋谷区東4-11-1
TEL 03-3486-3671


盆栽よりカジュアルで手入れもカンタンな観葉BONSAIがいま、注目されています。
インテリアの一部として空間に応じたアレンジも自在。
オリジナルの作品で暮らしに潤いを与えてみませんか。
観葉植物に和のテイストをミックスした観葉BONSAI(盆栽)は近年、味わいのあるインテリアとして人気を集めています。また寿命の限られたフラワーアレンジメントと異なり、飾りながら手を入れて育てていく楽しみがあるのも魅力のひとつ。
写真のリュウビンタイは、これからの季節にぴったりと平野さんもおすすめです。
「葉のラインが美しく清涼感があり、シダ類の中でも丈夫。根元のゲンコツに味わいがあるので目線の高くなるところに置いても面白いし、反対に低いところへ置けば葉の広がりが楽しめます」
さらに無菌土のセラミスは必要なだけ水を吸い上げ、こまめに水やりをする必要もありません。
また観葉BONSAIの面白味としては、何よりインテリア性が高いところ。
「無菌土などが普及して和食器やカクテルグラスなどにも植え込めるようになりましたし、剪定も置きたいスペースや器に合わせて自在にできるから楽しい。私も気付いたら切り花の世界から転向していました(笑)」
 


枝や葉の個性豊かな表情をインテリアのアクセントに。
◎観葉BONSAIの仕立て方
化粧砂、土すくい、剪定バサミ、割箸、用土、ゴム手袋、器と植物(リュウビンタイ)を用意。 根に付いた土の1/3を落とし、割箸でほぐす。必要に応じて根を切詰める。
 
器の1/4程度まで用土(ここではセラミスを使用)を敷き入れる。 化粧砂(ここでは富士砂を使用)を入れ、植物を固定しながら植え込む。

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ITOCHU Urban Community co.,ltd.