第4回 佐々木薫さんの手作りアロマ入浴剤

ささきかおる

アロマ&ハーブを扱うショップ「生活の木」のプランニングマネージャー。アロマテラピーやハーブの研究、講師としても活躍。最新刊は『佐々木薫のアロマ生活』(池田書店)。「精油はレモンやハッカなど知っている香りから試すのもいいですね」
www.treeoflife.co.jp


肌からも精油の効果をとり込めるアロマバスで、ゆったりリラックスしませんか。
「エッセンシャルオイル入りの入浴剤で、入浴でのリラックス効果を相乗的に高めます」
最近では、香りの良さに加えて、医学的効果も期待されるというエッセンシャルオイル。今回リラックス効果の高いものとして、佐々木さんがすすめてくれたのは、神経の緊張を和らげてくれる「ラベンダー」、血行促進に効果のある「ローズマリー」、そしてホルモンバランスを整える働きのある「ゼラニウム」。発汗作用がある天然塩に、ハーブやエッセンシャルオイルを合わせると、アロマバスソルトのでき上がり。色付きが良いブルーのハーブ「マロウ」と混ぜ合わせると、見た目のリラックス効果も高まります。
また、「精油をハチミツと合わせたハニーバスもおススメです。保湿効果も加わっていいですね」。忙しい朝のシャワーには、オイルを数滴バスルームの隅にたらすと湯気とともに香りが広がります。
「香りを楽しむには、その強さ加減も実は大切。ほのかに感じる程度の香りが、リラックスにも一番効果的なんです」

材料と作り方  
◎アロマソルトバス(1回分)
ビニール袋に天然塩〈大さじ1〉、ハーブ〈適量〉、エッセンシャルオイル〈4〜5滴〉を入れる。塩にハーブの色がつくまで混ぜ合わせる。写真は左からマリーゴールド、ローズマリー、ローズ、マロウ。
◎ハニーバス(1回分)
ハチミツ〈大さじ1〜2〉にエッセンシャルオイル〈4〜5滴〉を加える。 重曹、クエン酸、コーンスターチにハーブパウダーなどを加えると、発泡する「バスフィズ」も作れる。

もくじへ戻る
 
 
ITOCHU Urban Community co.,ltd.