Vol.6

ニイツテルミ

マクロビオティックをベースにした料理教室「Vegetarian Cooking Live」主宰。畠山百合子料理塾卒業。腎臓を患ったのを機に、アメリカでマクロビオティック指導の第一人者・久司道夫氏に学び、健康を取り戻す。著書に『スウィートハート』『天使の食卓』、白砂糖を使わないデザートレシピ集を訳した『シェフ・サトウのオールナチュラルデザート』がある。

シリーズで紹介する「マクロビオティック」料理の2回目は、身体を冷やさず、胃腸をいたわった献立です。今晩の一品にいかがでしょうか。

今回ニイツテルミさんが教えてくれたのはレタス鍋と蕎麦サラダ、そして豆乳ヨーグルトの3品です。
 「アツアツのレタスをたっぷりの大根おろしとポン酢で食べるレタス鍋=A茹で蕎麦と千切り野菜を、おろした山芋とポン酢のタレで食べる蕎麦サラダ≠ヘ、胃の不調時でも食がすすむ献立です」
季節の変わり目は、体調を崩しがちです。結果、食欲不振や胃の不調に……。
 「そんな時に重宝する献立です。豆乳ヨーグルトもお腹を冷やさず、冷たいデザートを控えたい時におすすめ」
 マクロビオティックは肉や魚を控えて、穀物・野菜を中心に摂る食事療法です。今回のレタス鍋は、食べ応えをもたせるために絹豆腐と玄米餅を具にします。
 「でも男性には少し物足りなさが残るかも……。そんな時はしゃぶしゃぶ用の豚肉にすると喜ばれます。マクロビオティックの考えも踏襲しながら、臨機応変に楽しんで欲しいですね」
 
◎レタス鍋  
材料(4人分)
大根おろし1本分
レタス1個
玄米餅4個
木綿豆腐1丁
黒ごま油大さじ5杯
ショウガ、ニンニク各1かけ分
長ねぎ10cm分
薬味/ねぎ(みじん切り)、白ごま、ポン酢各適量
作り方
@ 鍋に、黒ごま油をひき、すりおろしたショウガとニンニク、みじん切りのねぎを炒める。
A そこに、大根おろしを加え、温まったら玄米餅、好みの大きさに切った木綿豆腐、 レタスを1枚ずつ入れる。
B レタスがしなったら、薬味をつけて食べる。
 

◎蕎麦サラダ  
材料(4人分)
蕎麦(乾麺4人分)
大根、貝割れ菜、シソ、ニンジン、キュウリ、ミョウガ、セロリ各適量
青のり適量
ドレッシング/山芋10cm分をすりおろし、ポン酢で好みの味に整える。
作り方
@ 蕎麦は茹でておく。
A 大根、シソ、ニンジン、キュウリ、ミョウガは千切りに、セロリは細切りにする。
B
水気を切った蕎麦を、器に盛り、Aの野菜、青のり、ドレッシングをかけて食べる。

◎自家製・豆乳ヨーグルト
材料(4人分)
市販のヨーグルト菌
無調整の豆乳
好みのジャム


 
作り方
大きめの瓶に、市販のヨーグルト菌と豆乳を入れて、蓋を開けたままの状態にして、冷蔵庫に置く。夏は1〜2日で出来上がる。

※ニイツさんセレクトの豆乳も注文可!!
(株)COLOR my world
E-mail:colormyworld@s4.dion.ne.jp
料金の目安は1800円です。(容器500円、豆乳300円、クール便800〜1000円)

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